7月のテーマは「犯罪防止」

昨日は日本中ないし世界中に衝撃を与えました。「安倍元総理が選挙活動中に銃で撃たれ死亡した」ニュースに皆様もビックリしていたでしょう。
政治家やマスコミは「民主主義国家の選挙運動中にこのような犯行は野蛮な暴力だ」「絶対に許されないだ」と憤慨な声と「自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」と言うようなまだ因果関係未明な推測判断の声もありました。
心理専門職としての私は「一体誰が何の為にこのような極端な非行をするだろう」と先ずその犯人の動機と人物像を知りたくなりました。

偶然でもありますが「親子関係未来塾」7月の学習会・交流会のテーマは「犯罪防止」です。
この生々しい事例を使って、現行犯として逮捕された元海上自衛隊員の山上徹也容疑者(41歳・男性)の生い立ち・犯行動機・経緯・目的及び精神状況、そしてこの犯罪行動について防止できるか?どの様な防止策があるかを学習会・交流会を通して参加される皆様と共有したいと思います。

山上容疑者の粗略な人物像として、Web情報によりますと、家族は母親と兄、妹がいます、父親は幼い頃既に亡くなった。兄は自殺していた。99年3月に奈良県郡山市の公立進学校を卒業後、海上自衛隊に勤務。
02年8月に入隊し、05年8月まで広島県江田島市の第1技術学校などで務めていたという。「自衛隊任期中に、銃の扱い方を学んだようです。防衛省によると、自衛官は小銃を分解し組み立てる作業を繰り返し教わります。1年に1回は、実弾射撃訓練もするそうです」。今回凶器として使われた銃機も自制した物だそうです。
山上容疑者は自衛隊を退職後、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士などの資格を取得。大阪府内の人材派遣会社に登録し、京都府の倉庫でフォークリフトを操り荷物を運ぶ仕事をしていたという。だが、職場の印象は薄かったようだ。口数が少なく、大人しかったそうです。周囲と一緒に過ごすことはほとんどなく、昼食は自家用車の中で一人で食べていたとか。今年4月には『体調が悪い』と申し出て、有給休暇を消化し5月中旬に退職しています。
奈良県警の取調に対して、「母親が宗教団体の信者で、団体にのめり込み、多額の寄付をして破産したので、絶対成敗しないといけないと思っていた。もともとは団体の幹部を狙うつもりだったが、接触が難しかった。調べたところ安倍氏とその団体が繋がっていると思い込み、犯行に及んだ」と安倍元総理を銃撃した理由についてこう語っている。

この報道について実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏は「凶悪犯罪防ぐためには「弱者を排除しようとする考え方を変えるべき」「社会に疎外されたと感じる日本人の多くは自殺を選んできたけど、他殺を選ぶ人が増えるという悪い予想が当たってしまってる昨今。そろそろ、蔑(ないがし)ろにされた人々に向き合うべきかと」と警鐘が鳴らしていた。

丁度「親子関係未来塾」6月の学習会・交流会のテーマは「自殺防止」だったので、こちらの内容も併せて7月の学習会・交流会で参加される皆様と共有したいと思います。

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